剪定ワークショップを行いました

2022年8月2日 (火)

令和4年8月2日にm28e取締役親方で庭師の古川乾提様をお招きして庭の下草の手入れや剪定についてワークショップを開いていただきました。
ここ最近で一番の快晴でした。

☆こちらがbefore

Noko-Tanの庭には1年を通して花や実がなり季節を感じられるような草木が植えてありますが、約1年でたくさんの水や太陽を浴びて、それぞれかなりのボリュームが出てきました。

自主管理のためテナント様に手入れをしていただく形をとっていますが、
「雑草と植えた草木の見分けが難しく、剪定の仕方も分からなない」といったお声があり、今回開催となりました。

古川様より「人と人同士も自己紹介で互いの距離が縮まるように、草木も一緒」と教えていただき、はじめにどのような草木が庭にいて、それぞれどんな特徴があるのかを教えていただきました。


草木の紹介を終えると、より庭に対して愛着がわいてきます。

草木の見分けがついたらどんどん雑草を抜いていきます!


(ムクノキの実から芽が生えて、かなり成長していますがこれも抜きます!)


ちょっとの時間でこれだけ抜けました。

次に剪定です。
剪定は「煎じて定める」といいます。
葉同士が重なって風通しの悪いところは虫が湧いたり病気にかかりやすく、草木にとっても人間にとってもいいことはありません。
間引くという行為は可哀想ではなく、より草木がのびのび育つのにも必要だとも教えていただきました。

また剪定をする際、庭師さんの間では “切る” という言葉は使わず “払う” “落とす” という言葉を選ぶとのことです。
草木をただただ切ってしまうのではなく、共に過ごしていく相手としての敬意を感じます。

剪定の仕方を実演で教えていただき実践です。
徒長していたり覆い重なっている部分の枝を剪定していきます。
始めは恐る恐るでしたが次第に慣れていきます。(Noko-Tanの草木は少し失敗しただけではへこたれないそうです)

あっという間に剪定が終わり、最後に芝刈りです。

2時間程でここまで綺麗になりました!

☆こちらがafter


芝生はしばらくしたらより綺麗な緑になるそうです。
草木の間もすっきりし、そよいでいます。

最後にm28eの庭師の方々が仕上げをして下さりました!

(m28e様より写真提供)

Noko-Tanは建物は勿論、庭もとても大切な空間です。
これからも一緒に時を過ごす草木たちと共生していけるよう、楽しく手入れができたらいいなと感じました!

合同会社林商事 林知美

News List